事業実施に伴う背景
少子高齢化・人口減少問題に直面するそもそもの原因は少子化の進行です。
1975年以降の出生率低下の原因の約7割が、未婚化・晩婚化の進行によるものであると考えられています。
「晩婚化」の原因としてライフスタイルや価値観の多様化、女性の社会進出が進んだ事が顕著です。30年位前までは「恋愛=結婚」と考えられ、ほとんどの人が結婚しており、おおよそ20代半ば位に結婚する人が大半でした。
しかし、現在では、恋愛と結婚は別々に考えたいというように独身者の意識が変化し、平均初婚年齢が上昇を続けており、結婚年齢がばらつき始めています。
そしてどの世代においても、晩婚化が進んでいる現状です。
さらに、仕事が忙しく出会いがない、婚活以前に結婚したくてもできない、またそもそも結婚する意志もなくなり婚活自体を諦めてしまう「非婚化」問題があります。
50歳の時点で結婚していない割合も増え続け、現代の若者のうち25%以上が一生結婚しないであろうという予測データもあります。
また、人口減少と未婚化、少子化が進む事で、地域の経済規模が縮少する事が懸念されてます。
少子高齢化・人口減少問題を少しでも解決する手法として、「晩婚化・非婚化」を解決する為の出会いの場の創出が必要です。